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『永遠の0』を読み、祖父を知る

戦死した祖父について、姉弟が祖父の知り合いを訪ね歩き、
知っていくという、ストーリーですが、
後半はなかなかドラマチックな展開です。
久しぶりに泣けたとても良い本でした。

この本を読んで、ふと自分の祖父についても知っておきたい気持ちになりました。
オイラの祖父も戦争で亡くなっています。
フィリピンのルソン島というところで亡くなり、遺骨もないとのことでしたが、
どんな最期だったか、そういえば誰にも聞いたことがありませんでした。
『永遠の0』にもこの地名が出てくるので、気になっていました。

先日、祖母の一周忌法要で帰省した時、
「うちのじいちゃんはどこで死んだの?」とか、
「父ちゃんはじいちゃんのこと覚えてるの?」とか、
色々聞いてみました。
祖父が亡くなったのは、父が2歳の時、
記憶はまったくないそうです。
意外にも祖父の最期を話してくれたのは母でした。
(誰から聞いたんや?)

祖父はフィリピンのルソン島という所におり、
ある時、別の地に移ることになったそうですが、
移動の前日に歯の痛みを訴え、ルソン島に残ったそうです。
そして、防空壕の中にいるところを爆撃にあって亡くなりました。
その時、予定通り移動したという近在の方は、
最近までご存命であったそうなので、
歯さえ痛まなければ、一緒に生きて帰っていたのかもしれません。

『永遠の0』を読んでも、
自分のじいちゃんの話を聞いても、切ないばかりですが、
不本意な別れをしなければいけなかった人たちが
平和な別の世で再会できてればいいなぁ、と願う今日この頃です。

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コメント

俺もよみましたよ
しかも、俺のじーちゃんもルソン島で亡くってるんでし・・・・
今、父親にこの本を読ませてて、、、、
多分、一晩中涙涙のはずで
でも、な~んも知らなすぎですね・・・いろんな過去を。

投稿: さとる | 2010.10.26 00:21

>さとる
そっか、さとるのじーちゃんもか。
オイラもこらえきれずに電車の中で泣きました。
昔ばぁちゃんに戦時中の事とか聞いたことあったけど、
子供だったし、あんまり残ってないんだよね…

投稿: smee | 2010.10.26 00:59

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